CEO Message

Koichiro Kondo

代表取締役会長兼社長 近藤 髙一郎

成長する海事産業で、
重要な役割を果たしている自負があります。

「企業の安定性」とは何をもって語られるべきでしょうか。売上や従業員数、知名度といったことも大切です。 しかしながら、今は、昨日の最先端が今日には常識となり、明日には古くなっているようなスピード感で変化していきます。 大切なのは、時代が求める価値を提供できるよう、いかに進化していけるかだと思います。船舶用無線、航海計器の販売からスタートした私たちは、海運が発展するに伴い、配電盤、制御盤の製造をはじめ、やがてメンテナンスも手掛けるようになりました。 環境問題への対応が求められる現代に入ってからは、低CO2での製造、運航を視野に入れ、さらに、昨今のDXの潮流をとらえ、マイクロソフト社との提携でソフト開発を行うなど、当初からは想像もつかない領域へと進んでいます。私たちは、このように時代の変化を敏感にとらえ、事業領域や製品を柔軟に進化させてきたからこそ発展できたと考えています。 将来も、目まぐるしい変化は続いていきます。JRCSは、これまで培ってきた知識と経験、そして新たに発想力を育み、海事産業における重要な役割と責任を果たしてまいります。

インタビューの様子

社員の成長なくして、JRCSの発展はありません。

JRCSの事業の根底には「三方良し」という考えが根付いています。 企業として利益を上げていくことは大切ですが、それがしっかり社員の幸せ、お客様の幸せ、社会の幸せにつながっているべきと考えています。 そのとき、何より大切なのが「社員」であることはいうまでもありません。私たちは「人材」ではなく、人こそが財産であるという思いを込めて「人財」と表現しています。 「常に市場を創造し、世界最高品質の商品とサービスをお客様に提供し、世の中の人たちを笑顔にする」という経営理念を貫くためにも、まず、社員一人ひとりが仕事を通じて成長できなければ、誰かに笑顔を届けることなどできないと考えています。 私たちが目指すのは、努力を重ね何かを達成することでやりがいを感じ、ともに苦労した仲間と笑顔を交わせる、そんな職場環境です。 そして、自分たちの仕事が世のため人のためになっているという自覚と誇りを持って取り組めるようにしたい。その先にこそ、会社の発展があるのだと思います。

インタビューの様子

働きやすく、個性を生かして成長していける環境を。

日々、任せられた仕事をしっかりとこなしていくことは、とても大切なことです。しかし、同じ業界で長く働いていると、考え方が偏り、個性を発揮できない状況に陥ってしまうこともあります。 JRCSは、社員の成長には、業界の外の世界を見ることがとても大切であるという考えから、福利厚生の一環として「副業」を支援しています。 海事産業とは違う世界の思想や仕事の内容を経験して、JRCSの仕事に生かしてもらいたいと思います。また、入社当日から有給休暇が付与されることもJRCSの特徴の一つです。 慣れない環境で体調を崩すようなときも有給休暇があれば無理なく休養し、また職務で力を発揮してくれると考えています。 JRCSでは、経営層の想いと現場のアイデアを結び付ける「業務改革推進室」を立ち上げました。 若い世代も含め幅広く社員の声をしっかりと吸い上げることで、さらに働きやすい環境を整えていくつもりです。

インタビューの様子

今後とも、海運を基盤に時代のニーズに即した事業を展開し、力強くスピーディーに前進してまいります。 そして、JRCSは社員一人ひとりが、将来どこの会社に行っても必要とされるような、自律した人財を育てる企業であることを約束いたします。