組立・配線
Assembly and Wiring
Maho
Morimura
組立・配線
JRCSで初めて知った、
モノづくりに関わる喜び。
森村 真帆 / 2015年入社
子育て中の母親にとって
これ以上ない職場でした。
JRCSに入社する前は、職探しと保育園探しがどちらもうまくいっていない状況で、子どもと一緒に実家で生活していました。
そんな私に、母が以前勤めていたJRCSを紹介してくれたことが、入社のきっかけです。
会社に託児所があること、小さなお子さんのいるお母さんがたくさんいて、働きやすい環境であることを聞き、迷うことなく入社を希望しました。雇用形態は契約社員でしたが、正社員登用制度があることも将来につながる安心材料でしたし、家からも近く、子どものそばで働ける、これ以上ない環境に出会えたことは幸運だったと思います。
入社後の配属先は、製品の組み立て、部品の取り付け、電線の配線・結線を行う生産部です。
それまでは、接客の仕事はしたことがありましたが、配線や組み立てなんて未知の世界。「ビス」や「アース」といった、先輩が話している用語も分からず、知識・経験ゼロからのスタートでした。
知識・経験ゼロから始めた私が、
今では工程管理担当に。
生産部では、先輩の作業をサポートしながら、パーツごとの作業を一つずつ覚えていくことから始めました。一通りの作業を経験したところで、監視盤を配線作業から丸ごと任せてもらえることに。ここまで到達するのに1年ほどかかりましたが、製品を完成させたときは「私の盤ができた!」と感動したことを覚えています。
昨年からは、電子機器班で工程管理を担当しています。工程を組んで管理するには、製品や作業内容など、業務全般を理解している必要があるのですが、電子基板は種類が豊富で、型式の書かれた指示書が来ても、正直まだよく分かりません。先輩のサポートを受けながら、何とかやっている感じです。また、種類が多いからこそ、「この製品はこの人しかできない」というのもあって、全体のバランスを見ながら工程を組む必要もあります。そのため、班全体としては多能工化を目指し、全員がどんな作業でもできるよう仕事を覚えているところです。
困ったとき、いつも寄り添い
一緒に考えてくれる上司がいます。
上司や先輩たちにはとても感謝しています。入社当時の私は何も分からなかったこともあり、「何でこうするんですか?」「これじゃダメですか?」「何の意味があるんですか?」と、特に部長には遠慮なく質問を繰り返していました。そんな私に嫌な顔一つせず、どうすればうまくいくか、いつも一緒に考えてくれました。 もちろん、失敗もしました。ミスがあると検査課から呼び出しがかかるのですが、その際も、「何を間違えたんだろう」と原因と対策について話し合い、一緒に答えを見つけてくれました。仕事を覚えるのは大変でしたが、今思えば楽しいことのほうが多かったと思います。私がここにこうしていられるのは、間違いなく先輩や上司のサポートのおかげです。
これまで支えてもらった分、
今度は私が支えになりたいです。
これまで、生産部の中で3回ほど班移動をしたこともあって、知り合いも増えました。見かけたら手を振りながら「お疲れさまー!」と声をかけるような間柄です。仕事に関しては厳しい面もありますが、思いやりがあって優しい人が多い職場だと思います。プライベートでの交流もあって、仕事終わりに食事に行ったり、子どもの年が近い方とは公園へ遊びに行ったりしています。
前職の接客業と比べて休みが取りやすいことも、子どもを持つ母親としてはとても助かっています。特に、子どもが小さかったころは毎週のように熱を出していたのですが、「いいから任せて」と仲間がフォローしてくれました。今は勤務の調整をする立場になり、これまで助けてもらった分、今度は自分がメンバーの支えになりたいと考えています。
資格を取得して、どんなときでも
自信を持てる自分になりたい。
JRCSに入社して、一つの製品を自分の手で完成させ、それをお客様のもとへ送り出すという「モノづくり」を経験し、今まで感じたことがなかった仕事のやりがいを実感することができました。
今の目標は、電子機器組立て技能士の合格です。前任の工程管理者をはじめ、生産部の中でも何人かが持っている資格で、知識とスキルを磨くことで業務に自信を持てるようになりたいと思っています。会社も社員のスキルアップを積極的に応援してくれるので、チャレンジしてみようという意欲につながっています。
以前、配電盤・制御盤組立て作業2級を受験したときは、上司と顧問が中心となって、勉強会を開いてくれました。仕事中は忙しくて練習できなかったのですが、休日に会社を開放してくれて、一緒に受験するメンバーと練習に励みました。さらには、成績が優秀だったことが評価され、山口県から表彰もされました。たくさんの方にさまざまな場面で助けてもらっています。JRCSに入社できて本当に良かったと思っています。
Daily Work Flow
1日のしごとの流れ
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8:30
出社
メールのチェックを行います。
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8:35
朝礼
朝礼後、メールへの返信や製造指示書などの書類を確認、日程表の更新などを行います。
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13:00
昼礼
材料を依頼・確認し、必要であれば他部署への連絡を行います。
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14:00
製品製作
急を要する製品や納期の近い製品を優先し、製作を進めます。
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16:30
工程管理
班員のタスクの進捗を確認し、次の日の作業工程を組みます。
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17:30
退社
身の回りの整理整頓、工数入力を行ったら、業務を終えます。