社員仕事イメージ
板金・塗装

板金・塗装

Metal Fabrication and Painting

Takafumi
Tagawa

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板金・塗装

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板金と塗装、二つの作業を極めて、
生産性の高い作業工程を導き出したい。

田川 隆文
2014年入社

世界で一つ、オーダーメイドの
モノづくりに引かれました。

子どものころからプラモデルやモノづくりが好きで、高校もモノづくりに関われる工業高校に進学しました。 入社のきっかけはJRCSの工場見学に参加した際に、お客様の要望に合わせて世界に一つだけの製品をつくっていると知り、興味を持ったこと。 高校では土木を専攻していましたが、溶接など業務に役立つ分野も勉強していたので、仕事内容に対する抵抗は特にありませんでした。何より見学のときに、製品がどんどん組み上がっていく様子を見て「この仕事は楽しそうだな」と感じたんです。
入社した今は、近くの関門海峡を大型船が行き交う様子を眺めるのがいっそう好きになりました。「あの中に自分の手掛けた製品が積んであるのかな」と想像して、この仕事に携われた喜びをかみしめています。

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プロとしての感覚と経験値が
求められる分、やりがいも大きい。

私が所属する工作部では、配電盤を収納するキャビネットやパーツ類をつくるため、図面の指示をもとに鋼板の加工から、板金組立、塗装までを手掛けています。私自身、入社後は塗装作業から始めたのですが、高校では塗装を学ぶ機会がなく、一から覚えるのに苦労しました。海で使用する当社の配電盤は、塩害による故障を防ぐため、傷がつきにくく、温度・湿度など環境変化が激しい場所でもひび割れや剥離がしにくい粉体塗装を採用しています。ハケで塗るような単純な作業ではなく、粉状の塗料を静電気で付着させ、熱を加えて定着させる特殊な工程です。塗料の厚さも規定で決まっていて、基準を満たしていなければ、再度塗り直し。初めはどのぐらい塗れば正解なのかが分からず、できるまでやり続けるしかありませんでした。
一通りのことができるようになるまでに、およそ3~5年。プロとしての感覚と経験値が求められる仕事だけに苦労もありますが、一つの鋼板を製品として図面通りに完成させていくところに達成感を感じています。

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先輩や上司に気を遣うことなく、
若手が意見を発信できる環境です。

工作部の作業は、製造工程の上流に当たるため、作業の遅れはそのまま後工程へ影響します。どうすれば効率的で規定を満たした作業ができるのか。その課題を解決するため、他社の工場見学を参考に、板金と塗装の作業工程の見直しを提案しました。 この提案が受け入れられ、以前は板金と塗装で分かれていた作業工程を一体化。その業務改善の一環として、私は2年ほど前から板金作業にも携わるようになりました。このほか、効率化を図るため棚の整理を提案した際も、主導的な立場で関わらせてもらうなど、良い意味で先輩や上司に気を遣うことなく、若手が自由に意見を発信し、行動できる環境があると思います。
その土台となっているのが、年齢や役職に関係なく、誰とでも気軽に話せる風通しの良さ。日ごろから仕事やプライベートのことを話す関係性ができているので、不満や悩みをため込むこともありません。

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バイク・アウトドア好きには
絶好のロケーション。

趣味はバイクとアウトドア。特にキャンプが好きで、近くに利用料金がかからないスポットも結構あるので、休日はバイク仲間と泊りでのキャンプや日帰りBBQを楽しんでいます。下関は近くに海があって、混み合うことが少ないので、アウトドアが好きな方には絶好のロケーションだと思います。九州方面へのアクセスも良いので、買い物をするにも便利。関門海峡を渡って、福岡や大分などへ遊びに行くこともあります。
コロナ禍以前は、全社的な交流やイベントも定期的に行われていました。特におすすめしたいのが、社員旅行。私はこれまで2回参加しましたが、下関から船に乗って神戸まで行ったことがあります。当社の製品を搭載した船だったので、単なる旅行では味わえない感慨深さがありました。

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板金と塗装、二つをこなす
初めての存在になりたいです。

入社して10年。新人のころはとにかく目の前の仕事をこなすだけで精一杯でしたが、30代になってからは仕事について深く考えるようになりました。責任感も芽生えたように思います。今後の目標は、板金も塗装もこなす、社内初の二刀流的存在です。自らの提案によって、板金・塗装の作業工程を見直すという課題はクリアしましたが、まだすべてが解決したわけではありません。なぜなら、板金と塗装の二つの作業をできる人財が社内にいないからです。 だからこそ、私自身がそういう存在を目指したい。それぞれプロとしての技能が求められる高度な作業です。その両方に携わることでさらなる改善点を見つけるとともに、それぞれのメリット・デメリットを洗い出し、生産性の高い作業工程を導き出したいですね。

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Daily Work Flow 1日のしごとの流れ

  • 8:30

    出社・朝礼

    ラジオ体操を終え、部内全員で全体朝礼、各班の朝礼(工程進捗など)に参加します。

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  • 9:00

    発注

    在庫品の確認をして、必要な部品・材料の発注を行います。

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  • 9:30

    下地処理

    表面研磨などの、塗装の下地処理作業を行います。

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  • 13:00

    昼礼

    部内全員で全体昼礼、各班昼礼(工程進捗など)を行います。

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  • 13:30

    メールの確認・タスク確認

    午前に引き続き、その日の目標とする分の下地処理作業を進めます。

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  • 17:30

    作業終了

    清掃を終えたら、退社します。