アフターサービス
After-sales Service
Takashi
Yamano
アフターサービス
船が安全に航行できるよう
港へ出向く、海上物流の守り人。
山野 貴史 / 2010年入社
高校の先輩も活躍していて、
迷うことなく入社を決めました。
高校3年間は電子科で、コンピューターや半導体といった電子工学を学び、知識と技術を身に付けました。地元が下関でなじみがありましたし、同じ科の先輩が何人も就職していたので「ここなら間違いない」と迷うことなく入社を決めました。同級生5人と一緒に入社して、そのうち2人が同じ検査課に配属され、安心感もありましたね。 検査課で7~8年ほど経験を積み、その後はテクニカルサービス課へ異動。検査課では製品の動作確認の際に、テクニカルサービス課では納品後のメンテナンスや調整に電気を使うので、高校で学んだ専門知識を仕事の中でも生かせています。
海上物流を止めないために
世界各地へ出向き、メンテナンスを実施。
私が所属するテクニカルサービス課は、当社で開発・製造した船舶用の計装システムや動力制御機器のアフターサービスを行っています。
ひと言で言えば「メンテナンス」ですが、不具合のあった場合の修理対応・定期点検や老朽化した機器の修理・復元、古い機器を最新のものに交換するレトロフィットなど、状況に応じて対応の仕方もさまざまです。作業は船の規模によって、1人で行うこともあれば、チームで対応することも。
製品が搭載された船が作業現場になるので日本各地はもちろん、アメリカ・中国・韓国・台湾・ドバイ・オランダなど、海外へ出張することもあります。出張の頻度は、月に15日程度。ほぼ社外での仕事になります。
お客様から連絡を受けて現場に駆け付けるのですが、いざ調べてみると不具合が出ないことも。電気という目に見えないものを扱っているので、原因がなかなか特定できない難しさがあります。
また、船が停泊中の限られた時間の中で対応する必要があり、焦ることもしょっちゅうです。それでも、この仕事にやりがいを感じています。作業完了後にお客様から感謝の言葉をいただくたびに、「海上物流を絶対に止めない」というミッションに貢献していることを実感できるからです。
研修よりも、肌で感じる
経験値を重視しています。
テクニカルサービス課には数十人が在籍しています。仕事に一生懸命で黙々と作業に打ち込むタイプが多いですね。だからといって、堅苦しい感じはなく、仕事を離れれば気さくに声をかけ合うような間柄。
ベテランの先輩社員が多いため、私はまだまだ若手です。研修などの教育体制はもちろんありますが、この仕事は現場に立ってやってみないと分からない、気付かないことが結構あるので、自分の肌で感じた経験値が大事だと思っています。
社内で作業していた検査課時代と比べると、関わる人の数が圧倒的に増えました。メンテナンスを依頼されたお客様だけでなく、業務量が多いときに作業を委託する代理店の方やほかのメーカーの方。もちろん、出張先のメンバーと食事する機会もあるので、いろいろな人との交流を通じて、自分の価値観も広がったかなと思います。テクニカルサービス課に異動したことで、コミュニケーション能力はかなり鍛えられました。
出張で国内の港がある都市は
ほとんど制覇しました。
休日に遊びにいくのは福岡が多いです。映画を観るのが好きですね。入社したてのころと比べると数は減りましたが、同僚と遊びに行ったり、飲みに行ったりすることもあります。JRCSは休みが多く、社内に託児所があるなどほかにはない福利厚生も充実していて、働く環境は整っていると思います。
出張で国内の港がある都市はほとんど制覇しましたが、まだ行ったことのない場所もあり、初めての土地へ出張するときはワクワクします。作業は1日で終わる場合もあれば、数日滞在することもあるので、仕事終わりに旅行気分で街に出掛けるのも楽しみです。
後輩の育成と自身のスキルアップを
目指していきます。
現状、直属の後輩は少ないのですが、会社としても組織強化に向けた増員を図っていくと聞いています。今後は積極的に後輩の育成に携わっていければと思っています。
私たちの会社は、船の安全運航を支える製品をつくっていて、船を使った海上物流は、人の暮らしやビジネスに欠かせない重要なインフラです。船が動かなければ、お客様にご迷惑をかけるだけでなく、その先で荷物を待つ多くの人たちへの影響も避けられません。海上物流を守る。この仕事への誇りと責任を胸に、自身のスキルアップも図っていきたいと思います。
Daily Work Flow
1日のしごとの流れ
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8:00
※顧客対応のために時差出勤
メールの確認・タスク確認
出社後は、ラジオ体操を終え、朝礼に参加。メールの返信も行います。
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8:30
打ち合わせ準備
翌日の出張工事の内容を把握したり、旅程の確認・ホテル予約をします。
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11:00
ランチ
営業・設計部と出張工事に関する情報共有を行います。
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13:30
部品・工事雑材の用意
出張工事で使う部品や工事雑材の収集・梱包・発送までを行います。
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15:30
資料作成
出張工事で使う各種資料を作成します。
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17:00
退社
メールでお客様への訪問連絡を終えたら翌日の予定を確認し、帰宅します。