Job List JRCSの仕事紹介
JRCS Job JRCSの仕事とは
私たちJRCSは、常に「お客様第一主義」。設計からメンテナンスに至るまで完全な一貫生産体制を確立・維持し、お客様が求める品質とスピードを実現することで、75年を超える信頼と実績が生まれています。
お客様の要望を聞き、インサイトを発見する
オーダーメイドで生まれる船舶に同じものは一つとしてありません。お客様ごとにニーズも仕様も異なる中、私たちは「聞き出す力」を武器にしています。製品づくりの始まりからアフターフォローまで、お客様が真に求めるものを正確にとらえ、ベストな製品・ソリューションの提案へとつなげます。
お客様の期待を超える製品を開発する
私たちが目指すのは、「当たり前品質」ではなく「感動品質」。しかし、お客様からはこれまでに経験のない要望を寄せられることも多くあります。したがって、日ごろから時代のニーズをいち早くつかみ、知識と技術を磨き続けることで、期待以上の製品設計を実現しています。
世界屈指の技術力でつくり上げる
日本にとどまらず、アジア・ヨーロッパと世界各国のお客様と取引があるJRCS。8,000隻以上の船舶に搭載されている当社の製品は、世界トップクラスを誇る「技術力」から生み出されます。日々最先端の知識やノウハウを取り入れながら技術水準を高め、安全運航や運航効率の向上を支えています。
最高の品質でお客様に届け、しっかりアフターフォロー
船舶はつくって終わりではありません。その寿命は20〜30年といわれ、定期的な点検やメンテナンスなどのアフターフォローが不可欠。地球規模でSDGsが推進される中、JRCSは船舶をより長く、より良い状態で使い続けてもらえるようサポートしています。
01 理解する
船舶の配電盤や監視盤などの製品を販売する国内営業、海外のお客様に向けて製品の定期メンテナンスやシステム換装などを提案する海外営業、そして、自社のリソースを活用し、製品の開発からアフターサービスまでベストなソリューションを企画提案する営業企画に分かれます。
国内営業
Domestic Sales
国内営業課は、主力製品(船舶向け配電盤、始動器盤、監視盤、デジタル商材、無線航海計器など)を、日本国内の造船所、船主、船舶管理会社、官公庁などのお客様に提案・販売することで、自社の売上に貢献する仕事です。世の中の変化やお客様のニーズを素早く察知することで、お客様の求める品質・信頼・安心のある商品やサービスを提供しています。
海外営業
Overseas Sales
JRCSのお客様は、ヨーロッパやアジアなど世界各国に存在します。海外営業課は、世界中のお客様が船舶を安全かつ長期的に運航できるよう、製品の定期メンテナンスや消耗部品の供給、システム換装などを提案しています。また、お客様とはできる限り直接お会いすることで、ニーズやお困りごとなどを確実に把握し、お客様自身だけでなく、そのまわりの人々も笑顔にすることを目指しています。
営業企画
Sales Promotion
JRCSのミッションは、Just Right Customer Solution(ご要望を的確に把握し、お客様にベストなソリューションを提供)。製品開発からアフターサービスまで、自社で提供できるすべてのリソースを活用し、最適な製品・ソリューションを企画・提案します。お客様の潜在的なお困りごとを解決する新製品の企画・開発にも携わります。同業他社や他業種とコラボレーションすることで、自社だけでは解決できないニーズにも応えています。
02 生み出す
船舶の運航をリードする監視・制御盤の設計や安全運行を支えるための多岐にわたるシステムの構築、さらには、お客様の求める大きさに合わせた筐体の骨組みや構造づくりを進めています。
電気設計
Electrical Design
電気設計は、電力の分配・マネジメント、安全保護を含めた電気系統の中枢となる機器、例えば、主配電盤や電動機の始動器盤などの設計を行ってます。設計にあたって重要なのは、お客様と丁寧にコミュニケーションを重ねること。仕様を明確にし、ご要望に沿った製品を設計します。これまでは船の製品をメインとしていましたが、最近では陸上の電気業界へもチャレンジしています。
制御設計
Control Design
船を推進させるための主機関、船内の電気をつくるための発電機関、船の運航に重要な機関の状態を監視・制御している機関監視制御盤などの製品設計を行っています。また、機関監視制御盤上に装備される監視モニタや各機関に使用する圧力メーターなどの機器のレイアウト、これら装備品の電気結線図を作成します。
ソフトウェア設計
Software Design
「船内の機器を監視・制御するアラームモニタリングシステム」と「船内の電力・発電機を監視・制御するパワーマネジメントシステム」をメインに、船舶の安全運航を支える上で必要な多岐にわたるシステムの構築を担っています。ソフトウェアに限らず、制御機器に使用する基板やユニットなどのハードウェアも扱っており、組込みエンジニアとして活躍しています。
構造設計
Structural Design
お客様の要望や必要な機能、大きさに合わせて筐体構造設計を行います。CADを用いて、強度や部品配置、部品同士の干渉などを確認しながら、筐体の骨組みや構造を決めるほか、組立作業用の板金図面の作成、図面化された部品を板金加工機で加工するためのデータ作成および条件付け作業も行っています。
開発
Research and Development
開発の船舶DX部門は、「海事産業を盛り上げたい」という当社社長の強い想いから2018年に設立。最新のデジタルテクノロジーを駆使して海事産業へ新たな価値を提供することを目的としています。世界中から集まったアーキテクトやエンジニアで構成されており、JRCSのデジタルブランド「infoceanus(インフォシアナス)」を開発。船舶の安全運航を支えるとともに、船員の業務負荷軽減に寄与しています。
03 つくる
調達部門が製品づくりに必要な部材を手配します。そして、製品の加工から板金組み立てを経て、美しい見た目と防食機能を補完すべく塗装へ。筐体、板金部材、調達部門が発注した部品をもとに盤の組み立て、部品の取り付け、電線の配線・結線を行い、製品を完成させます。
調達
Production Planning and Purchasing
調達部門では、製品の製作に必要な部材の購入、納期管理、および工場や外注先の生産計画の立案、工程管理を行います。取引先との価格や納期交渉、外注先の管理など、担当する業務が業績に大きく影響を与える部門です。2023年1月より社内業務を一括管理する最新システムを導入し、会社全体の業務合理化を図りながら調達業務の効率化やコスト低減に取り組んでいます。
板金・塗装
Metal Fabrication and Painting
鋼板を製品に仕立てるべく、複数の加工機のオペレートや曲げ作業、溶接作業などを行い、その板金を組立てていきます。そして、それらを「より美しく」提供するために塗装します。塗装には、見た目の美しさだけではなく、防食などの鋼板だけでは不足している機能を補完する重要な役割もあります。
組立・配線
Assembly and Wiring
組立・配線を担当する部門では、図面や筐体・板金部材をもとに、盤の組立てや部品の取り付け、電線の配線・結線を行い、製品を完成へと導きます。常に「世界最高品質の製品」をお客様に提供することを目標に、今持っている「モノづくり」の技術をさらに進化させ、未来につなげることも重要なミッションです。
04 届ける
検査課では、開発・製造した船舶の計装システムや動力制御機器を総合的に確認します。最高品質を生み出すための監査や指導・改善する品質管理を終えると、製品づくりの最終工程である出荷へ。お客様へ届けた後も修理・点検を行うことでしっかりと価値を維持していきます。
検査
Inspection
検査課は、当社で開発・製造した船舶用の計装システムや動力制御機器の最終検査を行う部門です。最終検査では、製品の外観、構造、制御回路、ソフトウェアを規格に沿って総合的に確認。実際に製品に通電して、総合的な動作を確認していくため、製品の動きが分かりやすく学びやすい部門です。お客様による立会いのもとで行う場合も多く、お客様のニーズや生の声に直接触れることができるのも魅力です。
品質管理
Quality Assurance
品質管理部門の業務は、社内の仕組み改善、品質管理システムの推進、各種不具合に対する再発防止監修および指導、外注先やメーカーの品質監査、各種品質監査対応など、多岐にわたります。各部門との信頼関係を意識し、常にコミュニケーションを図りながら、冷静かつ客観的に考え、作業することを大切にしています。
出荷
Delivery
出荷部門は、JRCSのモノづくりの最終工程にあたります。製品を検品し、丁寧に清掃、梱包して、必要書類をとりまとめ、安全に搬出作業を行います。製品をゼロからつくり上げてきたすべての社員の想いを、一滴もこぼすことなくお客様のもとにお届けする。そんな気持ちで日々取り組んでいます。
アフターサービス
After-sales Service
当社で開発・製造した船舶用製品をメンテナンスします。例えば、不具合のある機器の修理や、定期点検、老朽化した機器の換装工事などを行います。実際に製品が搭載された船舶で作業をするため、日本だけなく、海外へ渡航することもあります。
05 支える
人事部門では、採用活動や人財育成などを行い、財務・経理部門では、会社のお金と取引の流れを記録・管理。社内インフラの整備やセキュリティ対策などを行う情報セキュリティ部門、安全・衛生な環境をつくる総務部門、JRCSのファンや協力者を増やす広報部門まで、会社をスムーズに運営すべくサポートをします。
人事
Human Resources
採用計画の立案・採用活動、人財育成および社員研修の企画立案・実行、労務管理(勤怠管理、給与計算など)、社内および人事規程の企画・作成・見直し、法務業務など、会社の円滑な運営を支える幅広い業務を行っています。また、会社の成長と社員の成長を支えるため、常に新しいことにチャレンジしています。
総務
General Affairs
安全かつ健やかな社内環境を整備します。また、豊浦事業所における窓口部署としての役割も担います。事業所内の設備や機器の点検、産業廃棄物の処理などの「法規業務」、産業保健スタッフと連携した社員のメンタルヘルスサポート、インフルエンザ予防接種の実施などの「健康・衛生業務」、来客・電話対応、社内行事の運営サポートなどの「総務・庶務業務」を行っています。
財務・経理
Finance and Accounting
財務では、経理からの情報をもとに、財務戦略の立案や予算の管理、資金調達などを行い、経営陣に対して、経営判断の指標となる適切な情報を提供します。経理では、会社の営業活動、購買活動に関わるお金と取引の流れを記録し、管理します。
情報セキュリティ
IT Management
ITインフラの構築、セキュリティ対策、ヘルプデスクなど、社内の情報通信にまつわる環境の整備・向上に取り組みます。また、社内の生産性を上げるため、システムの導入のバックアップやツール作成を行います。
広報
Corporate Communication
JRCSのファンや協力者を増やすために多角的に情報発信します。例えば、SNSやホームページでの事業、取り組み、制度の紹介や、テレビ・新聞からの取材の呼び込み、社外イベントへの出展も行います。また、Web社内報『BRIDGE Web』を通じ、社内向けの情報発信にも注力。社員が会社の方針を理解し、JRCSで働く意義とやりがいを感じられるようサポートします。